メンフィス キャロル 小説 321351-メンフィス キャロル 小説
この作品「喧嘩するほど」は「王家の紋章」、「キャロル」等のタグがつけられた小説です。 「ならんっ!!」 大喝とともに閃いた張り手が、相手の手を痛めることなく器用にも刃物だけを床に打ちすえた。 周りにいた女官たちはもとより、目の前で起こったことに一番驚き声を張り上げたのメンフィスの漆黒の瞳に、閃光のようにあざやかな怒りが煌いた。 突風のような嫉妬が身体の中を突き抜ける。 反射的にキャロルを引き起こそうとして、かろうじてメンフィスは思いとどまった。 メンフィスを苛立たせている、二つ目の理由がこれだった。王家の紋章創作小説 中・短編集 季節の行事やイベントを絡めたプチストーリです。 ギャグ、コメディ率高し。 作中の小道具については、深く考えないで下さい。 クマのぬいぐるみに纏わる短編三作です。 掌編3部作。 特別でない、とある日の出来事 続 続 王家の紋章 暁に咲く幻の花 メンフィス キャロル 小説